柑橘王国の最後を飾るのは、「紅まどんな」の農園見学。
私は、一昨年初めて耳にしたこの品種。その時の驚きと衝撃が再来しました。　　

やっぱり日本の農業って素晴らしい！
生産者さんの拘りと慈しみが、この果実に詰まっているんです。



　
　
　
「紅まどんな」は、2005年に品種登録された愛媛のオリジナル品種です。
南香×天草より作られ、特徴は、何と言ってもそのゼリーのようなプルプルの食感！
やわらかい果肉には果汁たっぷり、酸味も少ない。
手で剥くのではなく、オレンジのようにカットして食べるのが一番食べ良いです。



着いた早々、露地物栽培と思っていた自分に苦笑。
ハウス栽培で雨に当たらないように、大事に育てられていました。

温度管理の意味でハウスの形にしているのではなく、
この品種は皮が非常に柔らかく、その管理をするためにハウスにしていると。
また、オレンジほどのサイズの実が幾つも付いている枝はしなるほど重く、上からゴムで支えられています。



さらに、猛烈に可愛いおとーさん登場。　（収穫体験させて頂きます。）

このお歳で農業ってキツクナイノカナ？なんて、心の中で思っていたんですが、
紅まどんなを作っていて苦労することは何もないそうです。

「好きでやっているだけだから、大変なことなんてないよ」　「いっぱい食べてお帰り。」って・・。

どんどん、森？の中へ踏み入って、両手いっぱいに抱えて帰って来てくれました。


その場で食べる分にと、


こうやって、切ると食べやすいじゃろ～。ってね。

紅まどんなが猛烈に美味しい事を知っていたので、切って貰った分は遠慮なくバンバン頂きました！


本当にこの品種はジューシーで、つぶつぶ感が少なく、まるでゼリーのような食感。
甘さも、１つずつ糖度計で測り、大きさをそろえて出荷しているので、それほどの数は出回らないとの事。

伊勢丹などで購入すると、10個入りで5,000円くらいするみたいですね。

プリっぷりに果汁の詰まった「紅まどんな」　
出荷時期が、11月末～12月いっぱいと非常に短いため、出会うのはまた来年！
次のシーズンは、箱買いで買ってしまおうっと。





色々な方にサポートして頂いた、愛媛松山の1泊2日。　

これにて空港へ向かいます。




温泉に、俳句に、食べ物にと、多くの魅力にあふれた土地。
やっぱり1泊2日じゃ足りなかったーー。

心残りを残してですが、多くの思い出と、お土産を抱えて我が家へ。





また、絶対来るぞ。





長くなった ” 愛媛・松山旅行記 ” は、これにて終了です。
読んで頂きありがとうございました。

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