「 熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかないぬ 今は漕ぎいでな 」
教科書で誰もが一度は目にした事のある額田王の句。　
にきたつ（熟田津）は、愛媛県松山市の道後温泉付近にあった船着き場。らしい。

中大兄皇子（天智天皇）、大海人皇子（天武天皇）、中臣鎌足、そして額田王。
なにしろ私は日本史選択者。名前を聞くだけで、ワクワク！もしかしたらこの道を歩いていたかもしれない。





　
　
　
次に訪れた先は、「水口酒造」
道後唯一の造り酒屋で、道後温泉本館が建築された翌年の明治28年（1895年）に創業し、
清酒「仁喜多津」の銘柄で百余年にわたり、道後温泉とともに育ち、親しまれている蔵元です。
昨夜飲ませて頂いた道後ビールもこちらの商品。
ビールのほかにも、道後サイダーやお酒にちなんだフードなども開発しています。


古い造り酒屋さんで、敷地の中に商品のもととなる井戸があります。
一口試飲させてもらったところ、、、、優しい円やかなお水でしたよー。（これがすべてのベースですから！）



さてさて、この日は日曜日で本来休館日のところ、無理を言ってこちらを見学させて頂きます。

仕込みをお休みしているので、発酵途中の試飲はできなかったですが
代わりに完成品を！！（こっちのほうが嬉しいって！？ｗ）、
さらに、道後ビール＋道後サイダー：柚子を合わせたカクテルまで、ぐびぐび～っとね。

誰でしょう？試飲レベルではなく本気飲みだったのは・・・・。



その後、ショップに移動し取かかったのは、「松山はいく」のメインイベント！！！！
　　　『各自、一句読み。　お酒のラベルにしてもらう。』
サラサラ書く人、悩みぬく人、読んだはいいが字が汚い人（←これ私）
発表の場は、ほかに用意してあるので、見せないようにして梱包しましょう♪



あ～ぁ、行く先々で荷物の増える私。。。ｗｗ。




移動途中に目にしたのは、道後温泉駅前のカラクリ時計。　
前を通ること3度目で、やっと動いているところに遭遇出来たのでした。

上部の方は、夏目漱石ゆかりの坊ちゃんやまどんな等々おなじみのメンバーなのですが
気になる度が一番高い部分は、一番下の温泉に入ってるおじちゃんお人形。表情が一番愉快ですー！

道後温泉をお散歩する際は、ぜひ時間を合わせて近くを通りかかってみて下さい。
■上演時間・・・8:00～22:00（1時間ごと）、特別期間は30分ごと
■特別期間・・・3月20日～5月30日、 7月20日～9月30日、11月20日～1月30日






木枯らし吹く中たどり着いたのは、「レグレットカフェ」　　
こちらは先程のからくり時計近くの「歩音」というギフトショップの二階にあります。


空間自体もご覧のように、東京にあってもかなりお洒落な感じ。　いわゆるオサレcafeってやつですよ。
しかし、我々のお目当ては「俳句スイーツ」　＝　８１９円（はいく）

これがもう、びっくりするお値段なのに、ビックリするほど美味しい。　

私は蜜柑のババロアを頂きましたが、とても味が濃い。（蜜柑ゼリーを想像してもっと薄味なのかと。）
お話を聞くと、かなり・か・な・り！ジュースの段階で濃厚な蜜柑を使っているとの事でした。
さすが柑橘大国愛媛県の味ですよ。



少し時間があったため、こちらのお店で、先ほど作った「俳句」発表をしたり、
フォーチュンクッキーの中身も恋の歌。　俳句スイーツにももちろん一句添えてあり
一気に文学少女になった気分を味わえちゃいました。




のんびり冬の日差しを浴びて、すっかり居心地の良くなったブロガーご一行。　
そろそろ、次へ向かいましょう。








次へ行く前に私の戦利品を少しご紹介。

下の階の「歩音」にて。　だし醤油と金だし極。
・厳選した醤油にだしの基本である昆布と鰹節の旨味を含ませた歩音オリジナルのの天然だし醤油
・真いわし・いりこ・かつお・あじ・黒め塩などを使い日本一のこだわりで作った、だしパック。

「水口酒造」にて。道後ビールカレーと道後ラスク。
・道後ビール「ヴァイツェン」を使用し程よい辛さと大きめのビーフ肉がうれしいカレー。
・道後ビールを使用した、こだわりのほろにがラスク。



特に一発で気に入ったのがこちらのだし醤油。こんなに大ぶりの昆布などが入っているので
お店の方曰く・・・・醤油ががなくなったら足してください。もう一回くらいは余裕で使えます。（笑）
OK－－－－！！　やってみます！！








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