２日目は、「松山はいく」でまち歩き。

松山は正岡子規をはじめ、多くの俳人を出した俳句の町。
そこで、「俳句」と「まち歩き」を意味するハイクをかけて『松山はいく』と名付けられた特製コースを
専属ガイドの案内と共に、他ではできない「観光まち歩き」へ出かけます。



お待たせしました。１２月の松山旅行の続き再開です。
PCの調子が戻り、写真編集がサクサク、ネットもサクサク、UPもサクサクー！（嬉）　頑張ります。



　





この日の朝は超早起き。
朝風呂にどうしても入りたく、開場の六時と同時に道後温泉本館へ。

5:50頃から本館前は人だかりで、初詣のようなワクワク感。
そして、30代のワタクシは、多分7,80代の地元のおばあちゃま方に完全に遅れを取りました。
早い！早すぎる！！！！　
刻太鼓が鳴り、ドアが開き先頭を陣取るのも、下駄を脱ぐのも、服を脱ぐもの、神業のような速さ。
私が浴場に到着したことには、もうおばあちゃま方は”湯船の中”。　負けた。orz

お風呂なので特に携帯もカメラも持って行かなかったのですが、
朝一ダッシュの凄さは・・・撮影したかったです。（笑）




その後、ホテルに戻りゆったりと朝食。　そこで目にしたのがこちら。

強力な、ミカン押し！！　柑橘だけで「11種」＋絞りたてジュース（圧縮機で目の前で潰す）

これはー。と思い。全種類制覇しましたよ。
（ついでに美味しいことを知っていた『紅まどんな』という品種は多めに。ウヒヒ！）
ミカンの中で物凄く甘くて美味しかった物があったのですが、
あり過ぎでどれか分からなくなっちゃったのが惜しい。
そもそも、お皿に盛った時点で、分別できなかったけどね。ｗｗ　とても美味しいのがあったの！

その他、個別メニューで出来立てを頂けたりと、朝からゴージャスで大満足。
この日のお散歩へ備えて、十分なチャージが完了したのでした。






８：２０集合。道後温泉駅近くより、、「松山はいく」は始まります。

まずは道後公園。
道後公園は、明治以来の長い歴史を有する県立都市公園であり、
また、中世の時代に伊予国（現在の愛媛県）の守護であった
河野氏が本拠地としていた湯築城（ゆづきじょう）跡でもあります。
とても広々とした公園で、木々も多く、こんな場所に居たら、一句出来てしまいそうな・・・。




そして、公園内に置かれた石造湯釜（県指定文化財・通称「湯釜薬師」）
宝珠には、河野通有の依頼により一遍上人が「南無阿弥陀仏」と書いたとされます。
また、河野通直の命による温泉の効験の刻文も残る貴重な文化財。
奈良時代の天平勝寶年間(741-757)年 間に造られた日本最古のもので、
道後温泉 本館が出来る迄、約１１５０年間、絶えること 無く湯を噴出していたと言う。


こちらで初めて、道後温泉特有の湯釜について説明を受けたのですが、
湯釜は数本の源泉から異なる温度の湯を引き、内部で混ぜ合わせ適温にして湯船へ流すというもの。
ただの美術品ではなく、温泉装置の1つなのですねー。





湯神社：別名、湯月大明神。また、四柱の神を祭るため、四社大明神。
宝永四年、地震により出湯が停止したため、
湯神社で出湯の祈祷が行われ、再び現在のように温泉が出たという。

湯神社のあった鷺谷は、鷺が痛めた足を温泉に浸して治療したという場所。
鷺は、道後温泉のシンボルにもなっている。



そして、境内の裏手にある、分湯場。をちょっと覗く。

道後温泉の源泉は現在28本あり、各源泉は温度も湧出量もすべて異なり、
最も温度の低い源泉は20℃程度～最も高温の源泉は55℃程度となります。
これらを各源泉から地中に埋設した送湯管で、4ヶ所の分湯場に集めたお湯を、
道後温泉本館・椿の湯をはじめ、周辺のホテル・旅館へ配湯しています。


道後温泉って、まち歩きをしていてもあまり温泉場っぽくない（湯気や匂いなどがしない）ですが、
こういった施設で地中管理されていることを知ると、何だかちょっと賢くなった気分。ｗ








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